北海道美瑛町の「青い池」を2月にお散歩してきた。
「青い池」というとMac OS X Mountain Lionの壁紙(参考)に採用されていることで有名だが、実はこのような「木に雪がついていて湖面が見えている状態」を見れるタイミングはほぼない。
なぜなら冬は湖面が凍ってその上に雪が積もってしまうからである。
よって冬の時期は”白い池”に青いライトを浴びせるライトアップが行われているのである。
今回は真冬の夜の青い池を PENTAX K-1 + smc PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited で撮ってきた。

だんだん色が変わっていく池をぼーっと眺めてみる。

氷点下10度を下回る中、じっとファインダーを覗いてシャッターを切る。

直接照らされている木々と池よりも、その影や周りに目が行ってしまう。

青く照らされた白樺の間に輝く細い月。

なんかこう、白樺の枝や木の幹に魅せられてしまうのはなぜだろう。

なにかの足跡も幻想的に。

凍てつく空気とは裏腹に、心は解きほぐされていく。

忙しい世界から切り離されたみたいで。

深い青の森に誘われる。

やっぱり白樺が好きなだけなのかも。

月にこぼした雫が、青く染められて。