2020年1月4日
事の発端は厄年である2020年の年明け直後。
伊豆半島にてしぶんぎ座流星群チャレンジをしていた。
が、風がとても強く、当時非力な三脚を使っていた僕は、三脚を必死で抑えながら撮影していたのである。
「あっ。」
そのとき突風が吹いた。
僕はバランスを崩した。三脚とともに。
ということで…
三脚が倒れたおかげでレンズと本体がいかれてしまいました。
レンズは無限遠が出なくなり、使い物にならなくなってしまいました。残念。
幸いにも本体は機能部的にはなにも問題なく、一息ついていたのですが、ふと液晶画面をみると右下なんか出っ張っています。
押しても戻らず何かと思ってみると、液晶を支えている4本の棒のうち1本が外れてしまっていたのです。
PENTAX K-1はフレキシブルチルト液晶という、通常の上下チルト液晶に加え、どの方向にもチルトできる変態機構が搭載されていたのですが、その機構が壊れてしまったのです。
いくら力をかけても元に戻らず、「もう一本外れたら修理に出そう」とか思っていたのですが、三脚をしっかりしたものにしたのもありなかなか外れませんでした。(いいことなのですが)
ちょうど出張で長い間カメラが触れないタイミングが訪れたので、このタイミングで修理に出すことにしました。
見積もり結果
フレキシブルチルト液晶の支えの棒(1本)の修理に加えて、液晶ガラスにもヒビが入っていたので、これも直してもらうことにしました。あとミラーボックス内の清掃と念の為マウント部の変形チェックもしていただきました。
見積もり結果は以下のようになりました。
思っていたより安い!
液晶の部品代が6,000円ほどなので、純粋な修理費としては20,000円ほどとなります。液晶の作業費や清掃代も入っていると考えると実際はもう少し安いのかもしれません。
約2週間後
カメラが帰還しました!
見た目もスッキリして最高ですね。
ファインダーを覗いても下の液晶を邪魔に感じることはありません。最高ですね。(当たり前)
ミラーボックス内は前よりはだいぶきれいになっていました。
(完璧とは言い難い感じでしたが…)
これで今後も色々撮っていきたいと思っています。