どうもお久しぶりです。うぃたです。
1ヶ月1回更新目標とは何だったのでしょうか。実に1年ぶりくらいの投稿となります。
今回は去年の9月初めに、一昨年諦めた常念岳にテントを背負って登ってきた記録となります。
常念岳
常念岳は北アルプス(飛騨山脈)南部の常念山脈にある標高2,857mの山です。日本百名山の一つとなっています。
今回は一の沢ルートという、沢沿いの道をひたすら登るルートを選択しました。
出典: 国土地理院 地理院地図
1日目
今回はテント泊1泊2日登山です。
一の沢登山口
去年、体力と天候的に諦めて下ってきた一の沢登山口(標高1,260m)から今回はスタートです。時間は昼の12時過ぎ。いつも深夜に出発するときと比べると身体が全然疲れてなくて眠くもなく、最高です。(あたりまえ)
テントとカメラ、食料などを詰め込んだいつもよりだいぶ重いザックに早くも肩をやられそうになりながら、進み始めます。
一の沢登山口から始まるコースは、文字通り沢を登っていくコースです。
いつ見ても近くに沢。水の音が気持ちいいです。
と思っていたのもつかの間。
天候急変!!
よりもよって滑落多発の胸突き八丁付近で滝のような雨に遭遇!!
あわててレインウェアを着込みますがもう遅い。服のなかまでびしょ濡れです。
ようやく第一ベンチに到着。ずぶ濡れ。
最終水場で一旦喉を潤します。
雨が上がると…
めげずに登っているとだんだん雨が引いてきたみたい。
ビクトリーロードを進んでいきます。あともう少し。
この「あともう少し感」が自然と歩くペースをはやめます。
常念乗越に到着!
着きました!!常念乗越(のっこし)。今夜はここにある常念小屋の脇にテントをたてて休もうと思います。
あいにく槍ヶ岳は雲の中か〜と思いつつ、少し休んでいると…
最高。
時間にして30秒ほどでしょうか、槍が顔を見せてくれました。
かっこよすぎ。
常念小屋を偵察。
なんか明日の天気はいいらしいぞ。太平洋高気圧くんに期待。看板がかわいい。
テント設営。
テント作るぞ〜〜。購入したのは登山用の2人タイプ(ロング)。
吊り下げ式で簡単に組み立てられます。
できた。予習の成果もあり、迷わず組み立てられました。
テントの中から表銀座方面をチラリ。
と思ったら焼けてきてる。
常念乗越から安曇野市方面。
山の上で見る夕焼けはいつ見ても格別です。
ごはん
持ってきたアルファ米とレトルトカレーを合体させて、最高のカレーを作ります。
小屋でさっき買ったコーンスープも飲みました。
染みた…最高…
おやすみ。
だんだんと日が暮れてきました。
明日の太平洋高気圧に期待しながら今夜はおやすみなさいです。
2日目
常念岳ピストン
朝3時。まだまだ夜明け前ですがちょっとずつ人が動き出します。
もうオリオン座が出る季節になったんですね。冬の足音が聞こえます。
さて、常念乗超から常念岳まではそれなりにハードな登山道になってます。全体的に岩場でかなり高度感があります。日中通ったときはそこまででもなかったですが、夜間、ヘッドライトの光に頼って登っていると逆に高度感を感じて少し怖かったです。
登りが苦手な自分は、皆さんに置いていかれながらちょっとずつ登りました。(体力がない)
だんだん焼けてきたぞ…
日の出
うおおおおお……!!
おはようございます!!!!
登ってきた方向。大天井岳・燕岳などを望む。
陰影がかっこいい。何よりめちゃくちゃ晴れてる!!
槍のドアップ。よくみると山頂に人がいますね。
こちらは穂高方面(南西)。太平洋高気圧のおかげでめちゃめちゃすっきりしてます。
そしてこちらは少し視線を右に移して表/裏銀座方面(北西)。
かっこよすぎる。
そしてこちらが大天井岳、燕岳など北向きの写真です。
劔までしっかり見えちゃってます!!
そしてこちらが蝶ヶ岳方面。(南)
蝶ヶ岳も安定のかっこよさです。
朝焼けが本当にかっこいい。山の形がくっきり見えて、かっこよさに磨きがかかってます。
一息ついたら
テントまで帰ります。
行きは暗くて怖かったですが、それよりマシとは言ってもなかなかの高度感。注意して降りていきます。
くだるぞ〜〜
下山
テント場に着いたら一休みしてテントをたたみます。
思ったより風が強くなっていて、たたむのに時間がかかってしまいました。
休みつつ、ぐんぐん下っていきます。ぐんぐん。
樹林帯まで戻ってきました。ここまで来たらもう少し。
ここのルートは歩行距離が長いので普通にめちゃ疲れました。
終了!!
お疲れ様でした!去年行けなかった常念岳のリベンジを今回することができました!!
めちゃめちゃ楽しめましたしめちゃめちゃ疲れました。
いや〜北アルプスはやっぱり最高ですね!